2010年05月07日
空&老化=本当に恐ろしいもの:外国人参政権が恐ろしいのではない
ある会社の機器調達係の方から聞いた話です。
調達人:「ここの仕様を変更してもらえますか?」
機器メーカー:「設計は海外で行っているので、問い合わせないと分かりません」
調達人:「海外で行っているのは製造だけではないのですか?」
機器メーカー:「製造も設計も海外で行っています」
日本企業として大きな看板を掲げている会社であっても、もはや日本で行っているのはマネージメントだけで、製造はおろか技術そのものが海外へ移ってしまっているところもあるのです。
また、海外調達率○○%という目標を堂々と掲げている企業もあります。
これらは、管理会計上や企業の戦略としては一見正しそうですが、長期的に見れば日本の技術力の空洞化を招き、それが日本の産業サイクルを破壊し社会を疲弊させて行きます。
今、日本社会で本当に恐ろしいことは、「外国人が移民して来て日本社会が壊れる」とか、「外国人に参政権を与えると国が乗っ取られる」ということではなく、やがて日本には製造力も技術力もなくなり、「空」な社会になってしまうということなのです。
そして、少子高齢化は、この「空」な社会をさらに国家の「老化」というビッグ・クランチへと導いて行くのです。
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