かくてしばしも

　ここで、ZABBIXとは監視ツールと呼ばれるもので、サーバやSNMP対応の通信機器の状態をチェックすることが出来るソフトウェアのことです。

　通常は監視対象にZABBIXエージェントを入れ、ZABBIXサーバから状態を監視します。けれども、このZABBIXというのは、ZABBIXエージェントは実行モジュールをセットするだけなのですが、ZABBIXサーバを作るのには大変な手間が掛かります。

　それが、このWalbrixでは、ZABBIXサーバイメージをコピーして起動させるだけで、ZABBIXサーバが動いてしまいます。ノートパソコンのブラウザから、ZABBIXサーバのIPアドレスを指定すれば、あたり前のようにZABBIXの管理画面が表示されました。そして、予めZABBIXエージェントを入れておいたコンピュータの情報を簡単に見ることができたのです。ZABBIXってこんなに簡単なものだっけ！　Walbrixは今年のクール・ツール・オブ・ザイヤーになれるかもしれません。（そんなもんあったっけ？）

　ただ、USBメモリで実行しているので反応はちょっと鈍いのですが、まあ我慢できる程度ですね。