2012年04月02日
電書ソムリエの時代
ティナ・シーリング 著 「20歳のときに知っておきたかったこと」から
『
成功に至る道には、
さくさんの屍が横たわっています。
出版社も玩具メーカーも映画プロデューサーも、
それをよく知っています。
』
最近は図書館司書の口は皆無ですが、これからは図書館司書の能力のある人は、電子書籍ソムリエ【電書ソムリエ】として脚光を浴びることになるでしょう。
iPadは電子書籍をiPodの楽曲のように扱っています。そして、すべての企業も、それに右に倣(なら)えで同じコンセプトの製品・サービスを展開しています。でもこれって、おかしくありませんか?
書籍は楽曲と同列、同次元のものではない
という単純な事実に早く気づくべきです。
例えば、電子書籍端末を本当に仕事や趣味に活用しようとすると、必要な書籍をダウンロードして揃えるだけでも大変手間の掛かる作業となります。楽曲ならフィーリングで選択できますが、書籍の場合は論理、内容が自分の目的としたものを選択しなければなりません。
この手間が、趣味で出来て楽しいと思える人はよいでしょう。ですが、これではキャズム越えはできません。電子書籍リーダーは電子書籍を読むための道具であって、集めるための道具ではありません。必要な書籍が入った状態で、すぐ使いたい人は大勢いるはずです。
こんなとき、【電書ソムリエ】がいれば、ユーザーの必要とする情報をヒアリングして聞き出し、それを電子書籍で揃え端末にセットし、提供してくれるハズです。いずれ、こんなサービスは当たり前になっていることでしょう。
あと、【電書ソムリエ】が一般化するまでは、電子書籍端末は“弁当化”するべきです。とにかく、電子辞書のように予めコンテンツを実装しておき、
書籍が電子化していればこんなに便利なんだ!
という経験をユーザーにさせるべきです。シャープもこの事に気づいてGALAPAGOSを弁当化しおけば、もっちょっと業績もましになって、社員の給与もカットしなくて済んだのかもしれませんが・・・
GALAPAGOSは【弁当化】すべし
GALAPAGOS:日本メーカーの出遅れを具現化したもの
Tsundoc:第二世代電子書籍リーダーとはこれだ
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